海外移住時の確定申告の必要性と時期

正式に脱サラしてから一か月近く経過しました。

勤めていた会社から源泉徴収票が送られてきまして、ちょうどよいタイミングだったので、
海外移住時の所得税について調べてみました。

基本的には確定申告は必須

結論から書くと、年の途中で脱サラしている場合、年末調整してくれる会社が無い状態なので、確定申告が必要になります。

個人事業主になった場合はもちろん、退職後完全に無職かつ収入がゼロであった場合でも、しなくてはいけないことになっています。

ほとんどの場合、何らかの控除があるはずなので、確定申告することでサラリーマン時代に源泉徴収された、納め過ぎた税金が一部還付されることが多いようです。

尚、年の途中で転職、つまり再び被雇用者になった場合で年末時点でまだ雇用されているようであれば、新しい会社が年末調整してくれるので、確定申告は必須ではありません。(もちろん、することも可能)

海外転居するなら、日本を発つ前に確定申告

それで、これから海外移住する場合の話ですが、以後、日本での収入が特に無いようであれば納税管理人を選任する必要もないので、その年の1/1から海外転居日までの期間において確定申告をします。

そして、日本を発つ前に、税務署に行って確定申告をします。
つまり、2/16まで待つのではなくて、日本を発つ前に先にすることになっています。

その時に必要になるのが、勤めていた会社から送られてきた源泉徴収票と、必要に応じて保険料控除証明書などです。

普通は住民税のことを考えて、年が明ける前に日本を発つことになる人が多いかと思いますが、寒くてつらい2~3月にわざわざ確定申告のためだけに帰国しなくても良いので助かります。

住民税の納付については、下の関連記事に軽く書いたので、ここでは省略します。

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