ロックダウン中のフィリピンでパスポート切替に成功

つい最近、フィリピンのマニラでパスポートを切り替えてきました。
有効期限が残り数か月となったので、更新してきました。

思ったより簡単にできました。

日本人が日本国籍のパスポートをフィリピンで切り替える手順等について簡単にまとめてみました。

ロックダウン中のフィリピンでパスポート切替に成功

フィリピンに移住してもうすぐ一年が過ぎます。

これまで約10年間使ってきたパスポートの有効期限が迫ってきたので、在フィリピン日本国大使館にて切替申請をし、新しい10年物のパスポートを無事に入手できました。

準備や手続きについて以下の通りまとめました。

パスポート切替の手順

まず、少なくとも新しいパスポートの受取に関しては本人が行く必要があります。

そこで少なくとも一度は以下の場所のどこかに行く必要があります。

  • 在フィリピン日本国大使館<マニラ>
  • 在ダバオ日本国総領事館<ダバオ>
  • 在セブ領事事務所<セブ>

私自身はマニラで申請と受取を行いました。

事前準備

まず、新しいパスポートに貼る新しい写真が必要なので、これを準備しておきます。

街の写真屋に行って、パスポート用の写真が欲しいと言えばOKです。(パスポート用写真のサイズは世界共通)

写真屋はショッピングモール内にたいていあります。

撮影してもらい、数十分後ぐらいに出来上がるので、後で取りに行って受け取ります。

 

次に、大使館や領事館などに通常2回行く必要があるので、行く日程を決めます。

1回目が申請で、2回目が受取です。

間に祝祭日を挟まなければ、3営業日後には出来上がるはずです。

私の場合は月曜日に申請したら、「木曜日以降に取りに来てください」と言われました。
(通常はすぐに取りに行った方がいいとは思いますが、半年後までに取りに行けば大丈夫です)

 

申請に関しては委任状を用意して代理人にお願いすることもできるようですが、普通は自分で申請するかと思いますので、詳細は省略します。

そして受取は予約不要ですが、1回目の申請に関しては予約が必須なので、電話して予約します。(日本語も可)

在フィリピン日本国大使館<マニラ>に関しては、以下の公式ページに電話番号が載っています。
「領事班直通」と書かれた部分です。(パスポートは領事班が担当)

在フィリピン日本国大使館所在地、電話・FAX番号、窓口受付時間等の御案内

予約が済んだら、以下のページにパソコンかスマホでアクセスして申請書にWeb上で入力して、印刷してサインして当日持っていきます。
こちらのフォームは、フィリピンで切り替える場合でも、日本で切り替える場合でも同様で、共通のフォーマットを使用するようです。
ちなみに紙のサイズに関してはA4が望ましいとされていますが、フィリピンの場合、レターのサイズでも大丈夫でした。

一般旅券発給申請書用(10年・5年)

申請(1回目の訪問)

予約の日時に、在フィリピン日本国大使館の入り口まで行きます。

以下を持っていきます。
料金は受取時に払うので今は不要です。

  • 今使っているパスポート
  • パスポート用の写真
  • 事前に用意した申請書

入口で、IDの種類(この時点ではパスポートも可)と、名前や電話番号などを記入する紙が渡されるので、それに記入します。

手荷物検査を通過したら先ほど書いた紙とIDを渡して、入館証を受け取って先に進みます。

スマホを渡すように言われるので、預けます。
(パスポート以外のIDを使った場合はそれも預けることになるはずです)

領事班へ進んでパスポートと書かれた方に進み、後は窓口に並んで申請するだけです。

手続き自体は10分もかかりません。

引換証となる紙を渡されます。ここに、何日以降に取りに来れるかが書いてあります。

既に有効期限が切れている場合を除き、現在のパスポートは返却されず、受取時に新しいパスポートと一緒に返却されることになります。
(既存のパスポートを使った不正が行われないようにするため、だそうです)

ちなみに、この窓口がある建物にはトイレもあります。

最初の場所で入館証を返却してスマホなどを受け取ってから外にでます。

受取(2回目の訪問)

受取時の持ち物は以下の通りです。

  • 引換証
  • ID
  • 料金

注意事項としては、通常、古いパスポートはこの時点では預けたままになっていて手元にないはずなので、何か別のIDを用意する必要があります。

運転免許証など、写真付きのIDが必要です。私の場合はSSRV(退職者ビザ)のIDカードを使いました。

パスポート以外に写真付きIDを持っていない場合は、領事班に電話するか、申請時に相談してみるとよいかもしれません。

繰り返しになりますが、受取の際は予約は不要です。
引換証の紙に書いてある通り、昼休みの間は営業していないので、その時間帯を避けて受け取りに行きます。

料金など

パスポートの切替にかかる料金は、今の時点では以下の通りです。

  • 10年パスポートは7,600ペソ
  • 5年パスポートは5,200ペソ

2020年11月現在ペソ高なので、日本で申請する場合よりも少しだけ高くなってしまっています。

この料金は変更される可能性があるので、随時確認した方がいいでしょう。

領事関係手数料 (Consular Fees)

 

尚、私はマニラに住んでいるわけではないので、二回の交通費も別途かかりました。

通常であれば長距離バスに乗って大使館に近い停留所で降りて、あとはタクシー(ないしGrab)で行けば安く済むのですが、今はコロナ禍で長距離バスが一時的に運航を停止しています。

また、バスなどに乗れば感染のリスクはより高まってしまうので、私は隣人の車と運転手を一日だけ借りて、車で大使館まで行ってきました。

そんなわけで、交通費も足すとかなりのお金がかかってしまいましたが、10年に一度のことなので仕方ないと割り切っています。

まとめ

海外滞在中にパスポートを更新することは可能です。

手続きも簡単で、驚くほどすぐに出来上がります。

フィリピンに限らず、他のどの国でも似たような状況でしょう。

ただ、大使館などが近くにない場合、コロナ禍では移動に苦労することはあり得ます。

 

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