【2020/3/2新型コロナ】日本人が知っておくべきフィリピンの現状

=================2020/3/17追記===============

この記事を書いた3月2日からわずか二週間程度で、フィリピンでの状況は大幅に変わってしまっています。

当記事の、既にあてはまらなくなったものに関しては取り消し線を引きました。捕捉を括弧の中に追記しています。

より新しい関連記事:

【ひきこもり最強】移住先が封鎖された場合の生活の知恵

=================追記終わり=================

フィリピンに移住してから三か月が過ぎました。

2月の初め頃から新型コロナウィルスへの対策についてこのブログでも紹介してきましたが、日本程ではないにせよ、フィリピンでも少しずつ状況が変わってきています

フィリピンでの大まかな現状と、移住/長期滞在、あるいは旅行を予定されている方へのアドバイスを書いてみました。

【2020/3/2新型コロナ】日本人が知っておくべきフィリピンの現状

2/5の以下の記事にて、日本は既に汚染されており危険だ、というように書きました。
多少おおげさに書いたつもりでしたが、日本は今まさに、ここに書いた通りになっています。

【日本は既に危険】海外移住者は一時帰国の延期を検討すべし

この状況で東京オリンピックに参加したいと思う選手はあまりいないでしょうね。

では、フィリピンの状況はどうなっているでしょうか。

新型コロナウィルスへの対策

まず、だいぶ前に書いたものですが、下の記事で書いた内容はほぼ今でも有効だと考えています。
特にアルコール消毒は重要です。

【コロナウィルス対策】買うべきマスクとアルコール

以下は、2020/3現在の状況を踏まえたうえでの対策です。

予防目的ではマスクは着用しない方が良いかも

WHO(World Health Organization: 世界保健機関)は元々、新型コロナウィルスへの対策は一貫して手洗い・消毒と伝えていて、マスクの装着については特に推奨していませんでした。

そしてWHOはつい先日、予防目的でマスクを使うのは推奨しないと勧告しました。(⇒過去の話であり、今は推奨しているはずです)

マスクはどちらかといえば、自分に咳・くしゃみの症状がある場合に、他人へ感染させないために使う物と考えた方がよさそうです。

ただの風邪か花粉症である場合でも、これらの症状がある場合はマナーとしてマスクを付けるのは有りでしょう。

マスクを付けていれば自分の手で自分の鼻や口を直接触りにくくなるということもあるので、予防としての効果が無いということはありませんが、いつ終焉するか分からない以上、予防目的だけのためにマスクを使うのは現実的ではないと言えそうです。

そして、これはフィリピンに特化した話かもしれませんが、これまでの経験から、以下のことが分かりました。

「フィリピン人は、マスクを着用している東洋人を、マスクを着用していない東洋人よりも警戒する」

これはつまり、マスクを付けている方が、差別される可能性が高いということです。

元々フィリピンでは、健康な人がマスクを付ける風習は無いので、「新型コロナウィルスへの予防目的でマスクを使用する」という考えを頭では理解していたとしても、半ば本能的に、「マスク着用=病人」、というように考えてしまうようです。

結論としては、フィリピンに居る場合、予防目的でマスクを着用するのはオススメしません。(封鎖が続く現在、外出時のマスク着用は必須になっています。付けないでいると逮捕されます。)

日本人アピールは効果が薄れつつある

中国だけでなく、韓国や日本、イラン、イタリアなど、感染者が増えた国から来る人の入国を禁止/制限する国が増えつつあります。

以前は日本のパスポートがあれば、ほとんどの国にビザ無し(あるいは到着時に到着ビザ即時発行)で入国できたのに残念な話です。

ついにインドまで日本に対して制限をかけてきました。インドより日本の方が汚染されているというのは冗談みたいな話ですが、これが現状です。

 

それでフィリピンはどうかというと、現地のニュースによれば、日本からの入国に対して何らかの制限をかけるかどうか、状況を注意深く見て検討中という状況だそうです。

(⇒今現在、日本に関わらず外国からの入国は既に原則禁止になっています)

もし入国禁止になってしまったら、私は次回の一時帰国を取りやめて、つまり日本に戻るのは止めて、ずっとフィリピンに居続ける予定です。

本当は一時帰国時に購入しようと考えている物がいくつかあるのですが、実際はフィリピンでもネット通販を駆使すればたいていの物は手に入るので、ほぼ不自由はないからです。

まあ、こういう状況なので、下の記事にて紹介した、「私は中国人ではない。日本人です」というアピールは、東洋人への差別に対しての効果が薄れてきていると言えるでしょう。

しかし入国禁止にまだなったわけではないので、一定の効果はあります。

【新型コロナで差別】日本人であることをアピールする方法

フィリピン移住するなら今のうちに

富裕層は既に日本から脱出済みである、なんてことが日本の記事に書かれたりしていますが、富裕層ではない私も、たまたま一足先に日本から脱出することになりました。

結果的にたまたま成功したというだけの話ですが、渡航先の国によっては、まだ間に合います。

例えばフィリピンならまだ入国禁止になっておらず、3月になってからも普通に日本人が入国してきています。

日本人に対するリタイアメントビザなどの発行も特に問題なく進んでいると聞いております。

(⇒現在退職庁がクローズ中で、処理は中断されています。退職庁の再オープン時に処理も再開されます)

入国禁止になった場合、禁止が解除される時期は予想不可

しかし、もし入国禁止になってしまった場合、それがいつ解除されるかは全く予想できません(⇒今既に入国禁止になっており、多少緩和されましたが、完全な解除時期は未定です)

治療薬やワクチンがいつ開発され、いつ普及するのか、予想がつかないからです。

フィリピンは日本と経済的にも密接に深く関わりがあるので、あまり長期間に渡って入国禁止し続けるということは考えにくいのですが、今の大統領は国民を守るためにはどんなことでもやる人です。

韓国人が激減し、外国人向けサービスは値下がり

今のうちにフィリピンに入国しておくと、良いこともあります。

フィリピンにいる外国人は韓国人がダントツで多いのですが、この韓国人が激減しています。

韓国の一部の場所からのフィリピンへの入国が禁止されたからです。

また、韓国人たちも海外への渡航を敬遠するようになっているのでしょう。

結果的に、客が少なくて採算が合わないのか、フィリピンと韓国間のフライトの一部が欠航になりつつあります。(⇒韓国に限らずどこの国からのフライトもほぼ全面的に欠航しています)

結果、ますます韓国人の数が減っているわけです。

そうなると、歓楽街などの、外国人向けのサービスを提供しているお店は客が激減してガラガラになりつつあります。

これはマズイとばかりに値下げする店が増えてきたので、観光客にしてみれば遊ぶなら今がチャンスという状況です。

(⇒今は生活必需品に関連しない店は営業できず、上記のようなサービス店は全て閉まっています)

まとめ

フィリピンへの移住/長期滞在を考えているなら、入国禁止になっていない今のうちに行動を移した方がいいでしょう。(既に入国禁止になってしまいました)

単なる観光でフィリピン旅行をする場合も、今がチャンスです。

単に安くなっているというだけではなく、例えばゴルフ場などが空いていたりと、普段より快適に楽しめます。

 

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