Fit Boxing 2とFiNC HOME FiTの体験談および比較レビュー

コロナ禍で、運動も自宅でやるのが標準になりつつある今日この頃。

Nintendo Swtichが今でも爆売れしている理由の一つが、Fit Boxingやリングフィットアドベンチャーなどの運動系のゲームソフトの流行です。

この記事では、12/3(木)に発売されたばかりのFit Boxing 2と、10/29(木)に発売されたFiNC HOME FiTをレビューしています。

Fit Boxing 2とFiNC HOME FiTの体験談および比較レビュー

フィリピン在住の僕は、Fit Boxing 2もFiNC HOME FiTもNintendo Shopからダウンロード販売で発売日に買いました。

Fit Boxing 1(前作)は過去一年以上、FiNC HOME FiTも発売日以降、ほぼ毎日プレイしています。

今日発売されたFit Boxing 2は体験版が二週間前ぐらいにリリースされたので即ダウンロードして毎日体験プレイしてました。

今の日課としては、午前中にFit Boxingを約50分、午後にFiNC HOME FiTを約30分プレイしています。

以下は余談です。
リングフィットアドベンチャーは興味はありますがプレイしていません。ダウンロード販売に対応していないからです。
一応、リングもセットになった英語版パッケージがフィリピンでもトイザらスなどで売られていますが、日本版の定価よりもずっと高いので手を出していません。

Fit Boxing 2の良い点とイマイチな点

Fit Boxing 2 -リズム&エクササイズ- -Switch

Fit Boxingは、あくまでFiNC HOME FiTと比較した場合の話ですが、「軟派」なソフトと言えるでしょう。

今まで運動を全くしてこなかった人でも楽しめます。

Fit Boxing 2の良い点

トレーナーが非常に魅力的

前作よりもトレーナーが増え、美男美女が多くて非常に魅力的です。
コスチュームなどを変更して見た目をカスタマイズできるので、見た目も自分の好きなように変えられます。
そして有名な声優さんを使っているので、声も魅力的で、プレイしてて元気になれます
前作には無かったボイスも増え、「かっこいい!」とか「君なら余裕だよ!」みたいに言われるとドキドキしてしまいます。

楽曲で盛り上げてくれる

主に洋楽で人気がある楽曲をメインで使用しています。
前作も良かったのですが、今作はより盛り上がる明るい曲を増やした印象を受けました。
曲が多くバリエーションも豊富なので飽きにくいと感じます。好きな曲が見つかる可能性も高いでしょう。

とにかく親切で初心者向け

前作同様、親切設計で、ボクシングが初めての人はもちろん、運動すらほとんどしたことが無い人でもついていけます
コンビネーションも、少しずつパンチの数を増やしていって、時間をかけて最終形態に持っていくので、混乱することはありません。

Fit Boxing 2のイマイチな点

キック系が無い

あくまでフィット「ボクシング」なので、上半身の運動がメインになります。
膝を曲げたり軽くジャンプしたりする動きもありますが、筋肉痛になるのは最初だけです。
だからこそ、慣れてきた人にはFit Boxing 2とFiNC HOME FiTの両方をプレイすることを強くオススメします。

時間効率が悪い

プレイを始めてから汗をかき始めるまでに時間がかかります。
初心者でもついていけるように、ゆっくり始めて、少しずつ手数を増やしていくようになっているためです。
親切すぎてくどい、と感じるかもしれません。

運動の効率を上げるためには、余裕がある分、パンチの一発一発(特にフック)を本気で打つようにして、有酸素運動というよりは腕の筋トレをしているというイメージでやると良いかもしれません。(もし本当に人に当たったら一撃でKOできるであろうぐらいの勢いで打ちます)
そうすると腕の筋肉がついてくるのが実感できます。

時間を有効に使うには、別途スマホなどでラジオやポッドキャスト、あるいはYouTube動画を聞きながら運動すると効率的で、続けやすくなります。
(動画もニュース関係であれば耳で聞いているだけで大半は理解できるわけです)

 

FiNC HOME FiTの良い点とイマイチな点

FiNC HOME FiT(フィンクホームフィット)-Switch

FiNC HOME FiTは、ズバリ「硬派」なソフトと言えるでしょう。
Fit Boxingは少なくとも40分はプレイしないと大した運動にはなりませんが、FiNC HOME FiTは30分で汗だくになります

FiNC HOME FiTの良い点

下半身も鍛えられる

スクワットや、空手の四股立ちからの動きが多いので、上半身だけでなく、足腰も鍛えられます。
単なるダイエットとしても、こちらの方が効率的に痩せられます
膝蹴り、前蹴り、ローキックもあり、腹筋や背筋も鍛えやすくなっています。

また、スクワットや四股立ちは勃起力の向上に有効と言われています。
だからこそ、最近、以前よりも立ちが悪くなってきたと感じている中高年男性には特にオススメです。

ジョイコンは両手に持っているのに、蹴りを判定できるのか、と思うかもしれませんが、ちゃんと判定できています。
蹴りを入れる時に手も自然に動くので、その動きを判定しているのでしょう。
指示がキックなのにパンチでもJust判定されてしまうことも当然あり得ますが、それはフックなのにアッパーでも判定されてしまうのと同じ話であり、Fit Boxingでも同じことが起こります。
これは現状の技術の限界のせいではありますが、プレイヤーの目的は適度な運動をすることであって、世界中のプレイヤーとハイスコアを競っているわけではないので、気にせず自分との闘いを毎日続ければいいと思います。

時間効率が良い

一つのレッスンが4~6分ぐらいと短めですが、かなりハードなので、短い時間でとてもよい運動になります。
特に後半のコースが登場するようになってくると、途中で休憩しないといけなくなるぐらいです。
一日30分しか運動する時間がないのであれば、このFiNC HOME FiTが最適解となります。

FiNC HOME FiTのイマイチな点

初心者向けではない

一部のレッスンにおいて、かなり複雑なコンビネーションが前触れもなくいきなり登場することがあるので、特に初回プレイでは慌てます。
今のコンビネーションをこなしながら、次に来る動きを予め目で追って頭に入れておかないと対応できないこともあります。
リズム系のゲームとかでは当たり前の話ではあるのですが、経験が無い人は身体がついていく前に頭がついていかないという事態が発生するかもしれません。

また、テンポが速い曲でキック(前蹴り)とか両手突きといったモーションが大きい動きがあると、中年以上にはなかなかにつらいものがあります。
無理して怪我しないようにしたいところです。

トレーナーが可愛くない

Fit Boxingに比べるとトレーナーの魅力はだいぶ落ちます。(見た目も声も)
最近のゲーム業界では、あまりにも女性キャラを魅力的にしてしまうと、海外の女性プレイヤーなどから「私たち女性を物扱いしている!」みたいに言われて問題になることがあるようなので、それを意識してわざと可愛くない顔にしたのかもしれません。

しかし、可愛くなくても、よい運動をすることが目的なので、致命的な欠陥ではありません。
個人的には、最後に登場するマチルダさんが気に入っています。
怒らせるとマジで怖そうなお姉さんなので、こちらも気合が入って身が引き締まります。

飽きさせないための工夫が少ない

Fit Boxingに比べると、飽きさせないようにするための工夫が足りていない気がします。
今のところ特に飽きていないので、はっきりとしたことは言えませんが。

トレーナーの数が少ない、服装などのカスタマイズもできない、スタジオ(背景)の数も少ない、楽曲のバリエーションがさほど多くはない、といった具合なので。

金の王冠をゲットするのに苦労する

各レッスンでパーフェクトを取ると金の王冠がもらえますが、後半のコースにて、これが非常に困難な場合があります。
全てがJustでないと100点にはならないので、金の王冠をゲットしようと思って途中で一度でもミスると、もうそれでやる気がなくなってしまうこともあるかもしれません。
しかし、このゲーム、金の王冠をたくさんゲットしても別に何かに交換できるわけではないので、自己満足にしかなりません。
目的は適度な運動であることを忘れずに、あまりスコアを気にせずプレイするのが長く続けるコツかと思います。

まとめ

Fit Boxing 2 -リズム&エクササイズ- -Switch

FiNC HOME FiT(フィンクホームフィット)-Switch

初心者にはFit Boxing 2を薦めます。
FiNC HOME FiTは、忙しい人、Fit Boxingが物足りないと感じた人、格闘技の経験がある人に薦めます。

ボクササイズ系の運動が好きな人は、両方プレイすれば、よいとこ取りができるのでお薦めです。
個人的にはどちらのソフトも少なくとも一年以上はほぼ毎日プレイするでしょうから、この類のソフトはコスパが非常に良いと感じています。

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