40歳になったら海外移住者も視野検査を【一年に一度でOK】
40歳になったら定期的に眼科で視野検査をすることが推奨されています。
理由は緑内障という目の病気の早期発見のためです。
失明原因の第1位を占める病気、『緑内障』は、初期の段階では自分で気が付くことができず、放置してしまって気が付いた時には手遅れという恐ろしい病気です。
日本緑内障学会の調査によると、40歳以上の日本人には、20人に1人の割合で緑内障にかかっているそうです。
早期発見・早期治療(進行防止)が非常に重要であり、私もつい先日、視野検査を受けてきました。
海外移住者は、定期的な視野検査を日本で受けるべきでしょうか。海外で受けるべきでしょうか。
40歳になったら海外移住者も視野検査を
【緑内障の特徴】
- 日本において失明原因の1位が緑内障
- 40歳以上の日本人の20人に1人が緑内障(高齢者ほど割合は高い)
- 緑内障にかかっているのに気が付いていない人が多数
【視野検査について】
- 料金は、3割負担で4~5千円程度(病院によって異なる)
- 検査自体は、関連検査を含めても、長くて一時間程度
- 結果はすぐに分かる
- 一年に一度の定期検査が推奨されている(40歳以上)
私はとりあえず問題なしだったので、一年後にまた受ける予定です。
次回は海外の病院で受けるかもしれません。
視野検査をどこで受けるか
別に日本人だけが緑内障になるわけではないので、外国の眼科でも視野検査を受けることができるはずです。
「はず」と書いたのは、視野検査を実施するには専用の機械が必要なためであり、お金がない眼科には置いてないかもしれません。
新興国であっても、大きな病院、あるいは小さくても最近できた眼科に行けば、視野検査に対応しているでしょう。
例えば、フィリピンにて視野検査を実施している病院を実際に確認しています。
緑内障は英語で「glaucoma」と言います。(発音は「グローコウマ」に近く、後ろにアクセント)
全額自己負担だと安くはない
視野検査を実施するための機械は新興国でも高額でしょうから、視野検査の料金が、新興国だと圧倒的に安いとは考えにくいものがあります。
全額自己負担であれば、日本円にして1~2万円くらいはかかってもおかしくありません。
毎年受けることを考えれば馬鹿にできない金額です。
日本で受けるのが安心
海外移住者の多くは、少なくとも一年に一度は一時帰国するでしょう。
(東南アジアみたいに日本のすぐそばに住む人は、もっと頻繁に一時帰国する人がほとんどです)
視野検査に関しては一年に一度でいいので、一時帰国した時に日本で受けるのが現実的と言えるでしょう。
その際に問題となり得るのは、健康保険の件、つまり、日本に住民票があるかどうかです。
日本の居住者となるか、非居住者となるかは、人によって状況が異なるので誰にとっても最適な選択肢というものはありません。
一つ言えるのは、日本での収入がゼロなら、健康保険料が少ないので居住者であることを検討すべきです。
健康保険料の料金は前年の所得によって決まるので、一度は住民票を抜いた場合でも、時間が経過して「前年の所得がゼロ」の状態になったら、住民票を戻した方がよいかもしれません。
まとめ
緑内障の早期発見のため、40歳以上になったら一年に一度、眼科で視野検査を受けましょう。
日本に住民票があるのであれば健康保険を使わない手はないので、一時帰国した際に日本の眼科で受けるのが理想的です。
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