老後資金3千万円をフリーランスで貯める計画【海外移住で】

老後、年金だけでは生活できないので、最低2,000万円の貯金が必要なんて話が話題になっています。

90歳くらいまで生きる場合、実際は2,000万円では足りないと思います。

生活レベルをどこまで落とすかによりますが、75歳くらいまで働き続けるのであれば、貯金は3,000万円くらいあれば足りるだろうと考えています。

貯金を増やす方法は2つあり、1つは収入を増やすことで、もう1つは出費を減らすことです。

どちらも簡単ではありませんが、努力が必要なベクトルが異なるので、同時進行が可能です。

その同時進行のプロセスを解説します。

老後資金3千万円をフリーランスで貯める計画【海外移住で】

現在、現役世代にある人が老後資金を貯めるには、以下のプロセスが一番の近道です。

  1. 副業を始める(現在、会社員)
  2. 副業で稼ぎ始めたら独立(フリーランサーになる)
  3. 生活コストが低い場所に移住し、ひたすら稼ぐ

日本で会社員をしているだけでは貯金は非常に困難

日本は既に回復不可能なほど少子高齢化が進んでしまい、現役世代の我々は悲惨な状況にあります。

これから日本で生まれる子供はもちろん、日本に住む子供たちのほとんどが必ず地獄を味わうことになります。
なぜなら今後さらに悪化するからです。

産めば不幸になると分かっていたら子供を産むことに抵抗があるでしょうし、だからこそ少子化は継続し、悪循環します。

食糧難の危機も迫りつつあります。

手取り収入が減り続ける現状

老人たちの生活(特に医療)を支えるために、様々な保険料や税金がどんどん増額しています。

平均収入が上がっていないのに、引かれる額だけが増えるので、手取り収入は減り続けています。

手取り収入額(平均)が下がり続けている国は日本以外にはどこにも無い気がします。

別に老人が悪いわけではありません。
反省すべき点があるとすれば、少子高齢化対策をきちんと取らなかった政治にあるかもしれません。

30年前に少子高齢化の対策をしていれば何とかなったかもしれませんが、今から対策しても既に手遅れです。これが現実です。

努力しても報われない

中には、毎年売り上げも利益も上がり続けている優良企業が日本にもあるので(主に外資系ですが)
そういった企業に勤務する人の一部は収入が上がり続けていることでしょう。

しかし、多くの企業では、ひたすら努力しても収入は簡単には上がらないのが現実です。

自主的に、土曜日曜祝日、会社に出勤して(あるいは自宅で)仕事をしても、収入増につながらないならモチベーションは続きません。

私は会社員時代、副業をしていなかった頃、土日祝日が暇で暇で途方に暮れたことが度々ありました。
かと言って、収入が増える見込みがないのに仕事を持ち帰って休みの日にやる気にはなれませんでした。

そして得た結論は、「土日祝日にすべきは副業」です。

やればやるほど収入が上がることに全力を尽くすべきです。

収入増と出費減を同時に進めるステップ

収入を増やし、出費を減らすことで、余裕資金が生まれて貯金にまわせます。

会社員でいると、自由がないので身動きが取れず、日本でくすぶり続けることになります。

従って、一番大事なキーポイントは、独立することです。

 

以下のプロセスは、今現在、会社員であるという前提で書きました。

既にフリーランスとして稼いでいるのであれば、物価が安い場所へ移住するだけでよいということになります。

副業を始める

いきなり独立すると収入がゼロになって失敗します。

そこで副業を始め、まずは少額でよいので稼ぎ始めます。

その副業において、時間をかければもっと稼げるという確信を持つまでは、土日祝日などをフル活用して副業として続けます。

語学力があるなら、翻訳のチェッカー/校正は結構オススメです。

やればやるほど知識などのリソースが増え、どんどん仕事が楽になります。

暇な時間に自主的に勉強することも必要ですが、時間が経つにつれ、同じ時間でこなせる量(単語数)が増えていくので、自然と収入が上がっていきます。

副業で稼ぎ始めたら独立

副業だけで稼げる、また、少なくとも数年後には会社員時代の収入を越えられるという確信を得たら、脱サラします。

会社から解放されることで、何曜日であろうと関係なく、好きなだけ働けます。

通勤がなくなって働ける時間が増え、一番効率がよい時間帯に働き、一番効率がよい時間帯に他の作業を行えます。

雑用などは常に空いている時間帯を狙えば、無駄な待ち時間などが激減するので、がんばれば一日15時間くらい働けるかもしれません。

そして会社員時代とは違って、自分の行動すべてが自分の収入に直接影響するので、やる気が継続します。

努力が報われます。
せっかくの努力が上司や同僚などに邪魔されたり、成果を横取りされたりということはありません。

逆に、今月は充分に稼いだから後半の2週間は旅行に行く、といったことも可能です。

生活コストが低い場所に移住

そして、独立したことにより職場を自由に選べるようになったら、生活コストが安い場所に移住します。

都心で豊かな暮らしをすると毎月30万円はかかります。

年収1,000万円を越える仕事のほとんどは都心に集中していて、通勤は数十分以内といった豊かな生活をするためには自宅も都心である必要があります。

私のケースでは、家賃と光熱費だけで月20万円は飛んでいきました。

それでいて本当に生活が豊かだったかと問われると疑問は残ります。

主な理由は、都心全体が息苦しいからでしょう。
周りにストレスを抱えた住民や同僚が多く、つまらないことで舌打ちされたりと、嫌な気分にさせられることが一日に何度もありました。

 

移住先は、必ずしも国外でなくてもいいので、興味がある場所にまず短期滞在してみるのがいいでしょう。

ヨーロッパなら、個人的にはポルトガルが気になっています。

まとめ

貯金を増やすには、長い目で見れば、独立して生活費が安い場所に移住するのが一番です。

移住先は都心ではなく地方都市がいいと思います(下の関連記事)。

関連記事:

生活費が安い移住先の探し方

 

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