脱サラ後の定期健康診断

脱サラ後、つまりフリーランサーになって初めて定期健康診断を受けてきました。

国民健康保険での特定健康診査と、サラリーマン時代の人間ドックとの相違点についてまとめました。

尚、状況は自分の年齢によって少し異なってきます。以下は私の場合つまり「40代になって脱サラしたケース」です。

定期健康診断を甘く見てはいけない

まずは最初に一番大事なことを書きますが、健康診断は毎年必ず受けるべきです。

会社員は、ほぼ強制的に毎年1度必ず定期健康診断/人間ドックを受けていることかと思います。

従業員に死んでもらっては会社も困るので、受けないで放置したり、受けた結果が悪くて再検査となったりすると、人事に目をつけられてしつこく催促されるはずです。

一方でフリーランスの場合は、必ずしも強制的に受けさせられるわけではないので、自分で定期的に受診することが大切です。

胃がんの恐ろしさ

一例ですが胃がんみたいに初期の段階で自覚症状が出にくい病気は、健康診断を受けないと誰にも気づかれないまま進行し、30代とか40代でお亡くなりになることもあります(さほど珍しい話ではありません)。

がんの中で、日本の男性だと胃がんが発症率1位だそうです。

死亡率は低いとされていますが、早期発見できた場合の話であり、発見が遅れれば助からないので、定期的な検査が重要になります。

国民健康保険における特定健診

国民健康保険(つまりフリーランス)の場合は、18~39歳は成人健康診査、40~74歳は特定健康診査(特定健診)を、年に一度、安い自己負担額で受けることができます。

毎年5月~翌年2月ぐらいまでに受診するようになっていて、5月の上旬に案内が来たので、早速2019年度の特定健診を受けてきました。

特定健診と人間ドックの違い

個人的な感想ですが、特定健診よりも人間ドックの方が充実しています。

特定健診だけだと本当に基本的なところしかチェックしてくれないので、オプションではありますが、以下も追加で受けました。

これらも自己負担額は少ないので、受けられるなら受けた方が得です。特定健診も含めた、合計の自己負担額は5千円弱でした。

  • 胸部エックス線健診
  • 大腸がん検診
  • 肝炎ウィルス健診
  • 胃がんリスク健診

胃がんリスク健診について

会社員が受ける人間ドックにおいて、胃がんの検査と言えば、胃カメラまたはバリウムです。

これは強制であり、どちらかを選ばないといけないようになっているはずです。

しかし、これらはどちらも高コストな診断のようで、
国民健康保険における胃がんリスク健診の場合は、まずは血液による検査のみとなります。

そしてピロリ菌が見つかったりした場合のみ胃カメラ検査となるようです。つまりコストを抑えているわけですね。

しかも、毎年無条件で補助してくれるわけではなく、判定結果が良かった人は翌5年間は受けられない(受けたら全額自己負担)と書いてありました。

ただ、これに素直に従うのではなく、少なくとも数年に一度は全額自己負担でもいいので、自主的に胃カメラによる検査を受けた方がいいでしょう。

5年間もの間、胃の検査をしないというのは危険です。

あるいは、海外旅行のついでにタイなどの病院で検査する選択肢もあります。

医療が発達している新興国もあるので、比較的安く済ませられる可能性はあります。

 

尚、胃カメラとバリウムとで、自分で選べる場合は胃カメラがオススメです。

バリウムは便秘になるリスクと、放射線にさらされるリスクがあるだけではなく、異常の発見精度でも胃カメラに比べると劣ります。

 

ブログランキングに参加しています。
いつも応援クリックありがとうございます。励みになります。
にほんブログ村 英語 通訳・翻訳

RSS (feedly)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。