ローラーバーマウスを一年使い続けて左手の親指が関節炎に

腱鞘炎の予防のために使っていたローラーバーマウス(詳細は後述)を一年ほど使い続けていたら左手の親指が少し痛くなってきました。

過去に深爪で入ったばい菌が悪化したかもしれない可能性も考慮し、念のためと思って形成外科に行ったら関節炎だと言われました。

対策も聞いてきたので、同じケースに該当した人の参考になるだろうと思い記事にまとめました。

ローラーバーマウスを一年使い続けて左手の親指が関節炎に

まず、ローラーバーマウス(ローラーマウス)とは、下の投稿にて紹介した、ちょっと特殊なマウスです。

参考記事:

手首を守るローラーバーマウス

翻訳はパソコンを使う仕事であり、キーボードはもちろんマウスも使い続ける仕事です。
(音声入力でも活用していない限り)

職業病の一つが腱鞘炎です。

もちろん、マウスを使う方の手が腱鞘炎になりやすいわけです。

腱鞘炎になると日常生活でも支障をきたすので、腱鞘炎の防止のために上述のローラーバーマウスを使っています。

その結果、左手の親指を酷使することになってしまいました。

同じ指を酷使し過ぎると関節炎になる

最初に反省点/教訓を書くとすれば、「仕事において、身体の一部分を酷使しないようにすべし」、と言えます。

仕事で使うということは、起きている間はほとんど使っていることになるので、特定の指だけ多く使う状況にあると、その指が関節炎になる可能性が高いということです。

形成外科ではレントゲン撮影もし、それを見ても全く問題なく、また外観上、赤く腫れているわけでも何でもないので、関節炎に違いないだろうという話でした。

絶えず混んでいる病院なので信憑性があると考えていまして、実際に酷使していたという心当たりもあるので、間違いないと自分でも思います。

ちなみに、どの指かは人によって異なるんでしょうが、形成外科の医者曰くスマホの使い過ぎで同様に指が関節炎になる若者が最近、珍しくないそうです。

腱鞘炎に比べると深刻ではない

親指の痛みと言っても、激痛などではありません。

仕事中、たまに軽く痛くなる程度であり、上からぎゅっと握ったりでもしない限り、何もしていなければ全く痛みもない状況でした。

ただ、仮に悪化した場合、仕事に支障が出て大変なことになると思ったので念のため早めに病院に行っておきました。

結果として原因も対策も分かってよかったです。

左手の親指を酷使した理由

ローラーバーマウスを使っている人は分かると思いますが、これを使うと、通常、「左クリック」を左手の親指で押すことになります。
(配置場所次第でもあるので右手の親指を使ってる人もいるとは思いますが)

私の場合は、ローラーを回すのは右手、右クリックも親指、ただし左クリックは左手親指で、スペースキーも左手親指で押してました。

左クリックとスペースキーの押下は頻発する事象であり、この両方において特定の指を使っていたのがまずかったわけです。

関節炎の対策

予防策としては、ローラーバーマウスを使うなら、キーボードのスペースキーは、左クリックとは別の指を使って押せばいいと思います。

私も今は右手の親指を使っています。

以下は、既に関節炎になってしまった場合の対策です。

温める

医者からは温めるように言われました。

風呂で湯船に入る時は、左手をお湯の中に入れるようにします。

それから、日に1~2回ほど、温めたタオルでくるんで該当の指を温めます。

小さめのタオルを濡らしてビニール袋に入れて、電子レンジで30秒くらい温めて、ビニール袋に入れたまま使うのが一番楽でしょうか。

ついでに首の後ろとかにも当てれば、そこの血行もよくなって肩凝りに効くかもしれません。

その指を使う頻度を下げる

今まで左手の親指を使って行っていたことを、別の指(左手の人差し指とか、右手の親指とか)で行います。

必要に応じてマウスやキーボードの位置をずらします。

あるいは、それがやりにくいのであれば、ローラーバーマウスとは別の普通のマウスを用意して、三か月ごととか、交互に使うようにしてもいいかもしれません。

普通のマウスとは言っても、より深刻なのは腱鞘炎なので、腱鞘炎になりにくいとされるエルゴノミクスマウスがよさそうです。

まとめ

職業病を甘くみていると売上低下につながりかねません。

身体の特定の一部を酷使するのは避けた方がよいという話でした。

 

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