フリーランサーになるなら円満退職が重要な理由
脱サラしてフリーランサーになる場合、円満退職を心がけることを強くオススメします。
最近は会社を辞める際、理由は様々かと思いますが、「退職代行サービス」に頼る人もいるようです。
米国でも、ghosting(ゴースティング)と言う言葉が流行っていて、人手不足により売り手市場になっていることが関係し、ある日突然会社に来なくなる社員が増えているとか。
(日本語でも、「飛ぶ」という用語が、主に水商売で使われています)
脱サラする場合にこそ、円満退職が大事である理由をまとめました。
勤めていた会社が自分の顧客になるチャンス
円満退職であれば、上司などから、何らかの形で将来、仕事を依頼してもいいかと聞かれます。
私の場合は、リモートでできる仕事であれば是非、と応えておきました。
聞かれなければ、自分から提案して、何かあれば是非と言って連絡を取り続けるようにするといいと思います。
既にお互いのことがよく分かっているので、完全に新規の顧客を開拓するよりも、自分がより活躍できる可能性が高いと言えます。
残った有給休暇をフルに活用できる
最終出勤日時点での残った有給休暇を給料に変えて振り込んでくれるくれる会社が、数は減ってはいると思いますが、今でもあると思います。
そうでない場合であっても、有料企業であれば有給休暇を全て使い切った日を退職日とし、それまで給料を払い続けてくれるはずです。
ただ後者に関しては、普通の転職であれば転職先の会社の都合で早めに退職する必要がある場合も多く、休暇の何日かは無駄になってしまうケースもあると思います。
しかし脱サラしてフリーランサーになる場合は、この問題はないので残った有給休暇分の給料は全てもらえます。
いずれにせよ、円満退職だからの話であり、急にいなくなったりしたら有給休暇は無駄になってしまう可能性大です。
(その辺りの交渉を、退職代行サービスが引き受けてくれるのかもしれませんが)
場合によってはボーナスも支給される
退職の時期によりますが、実際の退職日が来る前にボーナス支給日が来れば、ボーナスが支給される可能性もあります。
通常、ボーナスは過去の実績に対して支払われる物なので、減額こそされるかもしれませんが、優良企業であれば支払ってくれるはずです。
上に書いたように、有給休暇が残っていれば、その分、正式な退職日は最終出勤日よりも先の日付となるので、その分、ボーナスが支給される確率も高まります。
だからこそ、脱サラしてフリーランサーになるなら、円満に退職して、お互いWin-Winの関係を心がけるべきだと思います。
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