海外移住者はスマホも海外で購入した方が良い理由【iPhoneも】
海外移住者は、スマホも海外で購入した方が便利です。
ようやく日本でも、初めからSIMロックがかかっていないスマホ、つまりSIM(ロック)フリー端末が発売されるようになってきました。
また、SIMロックを解除することが以前より容易になってきました。
そのような状況でも、海外でスマホを購入した方がよい理由について解説します。
目次
海外移住者はスマホも海外で購入した方が良い理由
日本でもようやくSIM(ロック)フリーが当たり前になりつつあるのに、それでも海外スマホを購入した方が良い理由の一つに、シャッター音があります。
スマホでの写真撮影の際、海外で買ったスマホだと目立つ音がならないのに、日本で買ったスマホだと、大きなシャッター音が鳴り響きます。
別途、シャッター音が鳴らないとされるカメラアプリをインストールして使うことで問題解決になることもありますが、特にiPhoneの場合はOSアップデートによりそういったアプリが通用しなくなることがよくあります。
せっかくカメラ性能が良い高級なスマホを購入しても、写真撮影がしにくいのでは、ストレスになってしまい意味がありません。
Kindleマガジン『シックスサマナ』で有名な、クーロン黒沢さんの下の記事を読むと、iPhone11も日本では買わない方が良い理由が分かります。
ロケットニュース24
【世間知らずは命に関わる】香港までiPhoneを買いに行ったら大混乱でそれどころじゃなかった Byクーロン黒沢
高性能なスマホでも高くない
お金があるならばiPhone11を海外まで買いに行ってもいいのですが、安く済ませられればそれに越したことはありません。
幸い、iPhoneにこだわらなければ、高性能なスマホでも3~4万円も出せば購入できます。
オススメのスマホの例
2019年10月の時点でオススメのスマホを挙げるならば、例えばXiaomi Mi 9 グローバルモデルがあります。
優れた点をいくつか挙げます。
- 全体的な性能はトップクラス(ベンチマークにてiPhone XS Maxのはるか上、iPhone11に近い性能)
- カメラ性能もトップクラス(iPhone11同様、3眼カメラ。ランキングでもiPhone XS Maxより上位)
- 日本のSIMカードを使ったとしても、シャッター音が鳴らない
- 超急速充電(27W充電器で、約1時間で0%からフル充電可能)
- DSDS(SIMカード2枚、同時待受可)
シャッター音に関しては、設定でオフにすれば完全に無音になります。
残念な点は、防水非対応なところぐらいしか見当たりません。
あとはFelica非対応な点ですが海外で使うのであれば関係ありません。
QRコード決済が普及してきた日本でも、おサイフケータイは時代遅れになりつつあります。
発売からしばらく経過しているので、Gearbestなどのサイトでセール価格で買えます。
(私が買った時は4万円弱でしたが、今はもっと安いかもしれません)
購入方法
個人輸入の欠点は、届くまでに2週間ぐらい待たされることです。
あるいは、多少ぼったくられてもいいのであれば、日本のAmazonにも、国内発送対応の中華スマホもあります。在庫があれば数日以内に届くでしょう。
もちろん、旅行ついでに海外に買いに行くのも一つの手です。
香港は今は落ち着いて観光できる状態ではありませんが、お隣のマカオとか、あるいはもっと近場の、台湾とか上海で買う手もあります。
技適マークについて
上述のロケットニュース24の記事でも触れられていた技適マークについてですが、iPhone香港バージョンのみならず、オススメとして紹介したXiaomiのスマホにも技適マークはありません。
しかし、技適マークが無いスマホを使っていても、電波法違反に問われることは事実上ないと言ってしまっていいでしょう。
正確に言うと「電波法違反になる場合がある」と総務書のページにありますが、国籍問わず、これで捕まった人は過去に一人もいないようです。
そもそも、訪日旅行者は自分の国で買ったスマホを日本に持ってきて、日本にてプリペイドSIMカードを買ったりWi-Fiを利用しつつ、技適マークが無いスマホを使ってますが、それで彼らが捕まるなんてことは絶対にあり得ません。
その辺りを考慮して、「入国の日から90日以内に限って利用可能」としていますが、仮に90日を超えて滞在したからといって、その訪日旅行者を捕まえるなんてことをするわけがありません。
(たぶんビザの関係で、訪日旅行者のほとんどが一度の滞在では最大90日しか滞在しないので、90日以内というルールにしただけでしょう)
真剣に取り締まらないといけない理由が仮にあるとしたら、「90日以内なら可能」なんてことを許すはずもありません。
同様に、海外移住している日本人が90日以内の一時帰国にて、日本国内で技適マークが無いスマホを使っても、法的に全く問題がないと言えます。
更に言うと、普通に日本に居住している日本人が技適マーク無しのスマホを使い続けたとしても、事実上、別に問題になることはないでしょう。
SIMカード2枚刺せると助かる理由
SIMカードを2枚刺せるスマホは、日本ではごく一部しかありませんが、海外で手に入るスマホは2枚刺せるのが普通です。
居住国がどこであるかに関わらず、2枚刺せると助かる理由は例えば以下のようなものがあります。
- 別のキャリアのSIMカードを両方使う(日本ならDocomoとSoftbankとか。フィリピンならSMARTとGlobeとか)
- 個人スマホに業務携帯のSIMカードも入れる(二台持ち歩く必要がなくなる。ただし、ルール上問題ないかどうかは企業次第)
- 海外旅行中、日本のSIMカードも入れておけば着信に気づける(応答してしまうとお金がかかるので、着信に気が付いた後でIP電話などでかけ直すのが現実的)
まとめ
スマホを使って写真・動画撮影をするなら、スマホを海外で購入した方が良い理由について書きました。
特に海外移住者の場合は、技適マークの件も法的に問題ないので、シャッター音が鳴らないスマホで気兼ねなく撮影を楽しめます。
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