【フィリピン】配車アプリの比較【inDriverとGrab】

フィリピンで使える配車アプリについての2020年の最新情報です。

Grabしか無いと思っていた方は特に必見です。

【フィリピン】配車アプリの比較【inDriverとGrab】

まず初めに結論ですが、フィリピンで使う配車アプリとしては、初めに使うべきはinDriverです。

何故ならGrabより安く済むことが多いからです。

どうしてもinDriverで運転手が見つからない時に、従来よりあるGrabを使うようにすればいいでしょう。

以下、順に解説します。

配車アプリ全般の特徴

最近、Grabの料金が、一般的なタクシーよりも高くなっています。

登場した当初は、UberもGrabもタクシーより多少安い料金体系でした(かなり昔の話です)

その後、Uberが東南アジアから撤退し、Grab一強になってしまった結果、値上がりし、ずいぶん高くなってしまった、というのが数年前ぐらいの状況でした。

それから割と最近になって、バイクタクシーのAngkasがマニラやセブで使えるようになり、そしてUberの代わりに米国発のinDriverが進出してきました。

競合が出てきたことで、Grabも料金体系を見直すことになるのではないかと期待しております。

乗物について

フィリピン(というか東南アジア全般)にて配車アプリで呼べる車種は大きく分けて3つあります。

  • 普通自動車
  • トライシクル(略してトライク、Trike)
  • バイク

トライシクルというのはバイクの横に荷台を付けたもので、荷台に客が乗ります。

割と快適ですが、密封されていないのでマスクを着用した方がよいのと、事故った時は衝撃に弱くて危ないので、夜はあまり乗らない方がよい、というのがあります。

バイクに関しては、もっと危ないのは言うまでもありません(客用のヘルメットも用意してはくれますが)

私もインドネシアに居た時は配車アプリによるバイクタクシー(GoJet及びGrabBike)をよく利用していましたが、フィリピンのAngkasは私が今いるエリアには対応していないので使っていません。

Angkasは、渋滞がひどいことで有名なマニラやセブ市では利用できるようです。

渋滞のために車が全く進まないような状況でもバイクであれば進めることが多いので、そんな場合にはAngkasは有用と言えます。

ただ私自身はAngkasは使ったことがないので、以下、GrabとinDriverを比較します。

Grabの特徴

より一般的に普及しているGrabを先に取り上げます。

Grabは、普通自動車を呼ぶか、トライシクルを呼ぶか、選べます。もちろん、料金が異なり、トライシクルだと安くなります。
(エリアによって、バイクを呼べたり、逆にトライシクルは呼べなかったりするかもしれません)

料金が元々高いうえに、混雑具合により空き運転手の数が少ない状況だと、料金が1.5倍とか2倍とかに跳ね上がります。

GrabPayと呼ばれるウォレット機能があり、クレジットカードを登録したり、事前にチャージしたりできます。

普通自動車を呼ぶ、GrabCarでは事前に登録したクレジットカードで支払うこともできます。

トライシクルを呼ぶ、GrabTrikeは現金決済だけです。

運転手が到着するまでに待機している場所について詳細に伝える場合など、連絡を取り合いたい時は、アプリ内部にチャット機能があるので、英語が話せなくても読み書きができる人はこれを活用できます。

もちろん、電話をかけることもできます。

inDriverの特徴

Grabとは異なり、料金を客側が設定します。

それを見た運転手達が、料金に合意したら受け入れます。

同時期に複数の運転手が受け入れた場合、アプリ上に一覧で運転手の顔写真、これまでの評価(星の数の平均)、現時点からの距離などが表示されるので、それを見て客側が運転手を選択します。

以後はGrabと同じですが、現状、現金払いのみとなっています。

また、運転手と連絡を取り合うために電話をかける機能はありますが、見たところ、チャット機能はないようでした。

そして肝心の料金についてですが、Grabでかかるであろう料金よりも低い料金を指定しても運転手が簡単に見つかる傾向にあります

従って、Grabを使うより安く済みます。

あまり安くするとどの運転手も手を挙げませんが、その場合は少しずつ指定料金を上げていくことが可能です。

もし仮に、Grabでかかるであろう料金まで上げても運転手が見つからない場合は、あきらめてGrabに切り替えた方がよいと言えます。

まとめ

これまでに使った限りでは、多くの場合、inDriverを使って比較的安い料金で運転手が見つかっています。

GrabCarを使う機会はめっきり減りました。

結論としては、配車アプリは、まずはinDriver、うまくいかない場合にのみGrabを使うというのがベストなやり方であると言えます。

 

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