移住先で運転するなら現地の免許を取得【国際免許の限界】

国際免許の限界について書きます。

海外で1年間運転することができる、とされているようですが、滞在先によってはその通りにならないことがあるようです。

私が米国滞在中に取得した米国の運転免許に関する体験談も簡単に紹介します。

移住先で運転するなら現地の免許を取得すべし

1年間は有効とされている国際免許を取得して、毎年帰国して更新し続けている方も多いでしょう。
しかし、場所によっては国際免許だと不都合があるという話を聞いたので紹介します。

国際免許で1年間運転可能、とはならないケース

他の国がどうなのか分かりかねますが、フィリピンではどうやら国際免許は使いづらいようです。

入国後90日までしか使えない

国際免許の制度というのは、加盟国がたくさんありまして、その加盟国であればどの国であっても1年間有効であると、普通は思います。

しかし、フィリピンでは入国後90日間までしか有効でないようです。

その一方で、下の記事によると、入国後90日以内であれば日本の運転免許証でフィリピンでの運転が認められているそうです。

セブ島留学マナビジン 長期滞在者向け:フィリピン運転免許証書き換え3ステップ

 

ということは、国際免許であっても、日本の免許であっても、入国後90日以内は運転できるということになります。

であれば、国際免許をわざわざ取得する意味がなくなってしまいます。

国際免許の存在を知らない警官がいるらしい

日本以外の国の警官が日本の運転免許を見て、それが日本の正式な運転免許であるという判断ができるとは思えません。

だから警官に止められた場合に、国際免許の方が安心であるのは間違いないとは思います。

ただ、どうやら国際免許についてもあまりよく分かっていない警官がいるようなのです。

結論としては、可能ならば移住先現地にてローカルの運転免許を取得するようにするのが得策です。

長期滞在するなら現地で運転免許を取得すべし

フィリピンの場合は、1年以上滞在可能とされるビザがあれば運転免許を申請できるようです。

従って、例えばリタイアメントビザがあれば可能です。

日本の運転免許を持っていない場合

日本で自動車免許を取得しようとすると、数十万円かかるかと思います。

しかし、他の国だと、せいぜい数万円ぐらいしかかからないはずです。

20年くらい前の話ですが米国留学中に運転免許を取得した際も、総額で確か数万円程度で取れたと記憶しています。

 

日本の運転免許を持っていないのであれば、学校に通って技能も身に付けてから試験を受けるべきでしょう。

以下は、フィリピンでの教習所について書いた記事です。

関連記事:
フィリピンの自動車免許と電動バイク

 

日本の運転免許を持っている場合

日本の運転免許があるなら、書き換えをすればいいだけです。

詳細は、先ほど紹介した以下の記事に載っていました。

セブ島留学マナビジン 長期滞在者向け:フィリピン運転免許証書き換え3ステップ

まとめ

国際免許があまり役に立たないケースについて一例を紹介しました。

長期滞在する場合、移住先で運転するならローカルの運転免許を取得するのが一番よい、というのが結論です。

 

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