移住先は平均年齢が低い国にすべき理由【少子高齢化の悲劇】

もし、「最近、以前より自分の人生がつまらない、元気になれない」と感じるとしたら、それは少子化とも関係がある可能性が高いという話をします。

移住先は平均年齢が低い国にすべき理由

日本は少子高齢化の深刻度が世界一と言える状況にあります。

少子高齢化の弊害はたくさんあります。

一般に老人はさほどお金を使わないので商売が難しくなるといった経済面での問題だけに限りません。

地方では子供の数の減少が深刻になっていますが、人間というものは、子供や若者と触れ合う機会が減ると、元気がなくなって性格が暗くなっていきます。

周りに老人しか居ないと精神的に不健康になる

今現在、自分の人生がイマイチおもしろくない、以前より楽しいと感じることが少なくなった、というように感じるとしたら、それは若者や子供と触れ合う機会が減ったから、かもしれません。

少子化で困っているのは、ナンパが趣味のお兄さんやおじさんだけではありません。

むしろ、自分が高齢である人こそ、老人ばかりとつきあってないで、若者と触れ合う機会を作らないと人生がどんどんつらくなっていきます。

若者の場合

少子高齢化が悪循環し続ける理由の一つに、若者同士が結婚相手を見つけられないという物があります。

周りに出会いが無いとか、職場に年頃の異性が一人もいない、なんて話も、以前より頻繁に耳にするようになりました。

出合いがなかったら、がんばろう、という気には到底なれないのではないでしょうか。

今後、ますます未婚のまま老人になっていく人が増えていくので、悪循環で少子化が加速します。

老人の場合

地域のコミュニティでは、子供と老人を一堂に集める催し物があります。

例えば子供がダンスを披露して、老人側はお礼にお菓子などを買ってあげるような催し物です。

多くの場合、少なくとも老人側には嬉しい企画となっているはずです。

というのは、子供や若者と触れ合うと元気をもらえる気がするからです。

 

毎日、周りに老人しかいない日々を過ごしてくると気が滅入ってきます。

中には、孫がいるのになかなか会う機会がなくて困っている方も多いように思います。

単純な解決策は、平均年齢が低い国への移住

私の知人で、仕事で毎月フィリピンに出張に行く方がいます。

その彼は、フィリピンでは子供や若者が多いので元気をもらえる、と会う度に言います。

彼は既に70歳近い年齢で、別にいやらしい意味で言っているのではありません。

ショッピングモールに行って買い物をして帰ってくるだけの間に、たくさんの子供たちを目にするので元気になるという話でした。

 

これこそが、日々の生活において若者に触れ合うための確実な解決策の一つです。

つまり、新興国へ移住することで、嫌でも若者に触れ合うことになります。

新興国の現状

私自身が一番詳しいのがフィリピンなのでフィリピンの話をしますが、今現在、フィリピンの年齢の中央値(median)は約25歳です。

日本の年齢の中央値は約48歳なので、二倍近い開きがあると言えます。

中央値が25歳ということは、人口の半分が25歳以下であるわけなので、どこに行っても若者ばかりいるように感じるのは当たり前でしょう。

フィリピンの中でも、学園都市であるDumagueteやIloiloは学校が多いので特に若者が多いのではないかと思います。

30年後の状況

数十年も経てばフィリピンも日本同様に少子高齢化するのではないかという疑問も湧きますが、数十年程度ではさほど変わらないようです。

30年後にはどうなっているかというと、予測値ですが日本は約53歳で、フィリピンは約32歳だそうです。

若者が多いという状況が、この先フィリピンでは長期間に渡って続くと言えそうです。

 

尚、新興国とは言っても年齢の程度の差はかなりあります。

例えば、先進国の仲間入りを果たしていると言っても過言ではないタイの年齢の中央値は、今既に約40歳で、30年後には約49歳になっているそうです。

(年齢のデータで参考にしたサイト:statista

まとめ

少子高齢化を突き進む日本とは異なり、新興国には若者がたくさんいます。

日々の生活を活気づけるためにも、新興国への移住を検討してみることを勧めます。

 

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