紙のノートを使わない~ITの弊害か

勉強する際、文字は書いて覚えた方が効率よく覚えられます。

ペンで書いた方が記憶に残りやすくなるからです。

パソコンのキーボードでタイプするよりも、スマホでスワイプして入力するよりも、紙に書いた方が脳への刺激があって学習能力が高いという研究結果があるそうです。

中学・高校時代、まだインターネットも普及していなかった頃、英単語などをノートに書きまくって覚えたりしていましたが、あの学習方法は実は正しかったわけですね。

それで、前から思っていたのですが、新興国の人たちって、ノートとかメモとかあまり使わない傾向があると思います。
(たぶんIT業界に限らず)

会議に来る人も、大部分は自分のノートPCを持ってきますが、たまに全くの手ぶらで会議に参加する人がいて、たいていインド人とかフィリピン人です。

全て記憶できてしまえるほど頭がいいわけでもないのにも関わらず、メモを取りません。

物心がついた時には既にパソコンが普及していた若い世代だからというのもあると思います。

オフィスにペンもノートも置いてあって、好きなだけ使えるのだから使えばいいと私は思うのですが、あまりそういう発想に至らないようです。

私は今でも、30分の会議とかでノートPCを持っていくのが面倒だと思ったら、必ずノートとペンは持って行きます。

自分が若かりし頃は、先輩や上司に「メモを取れ」と死ぬほど言われまくった記憶があります。

会議に手ぶらで行ったりしたら、ただでは済まないといった感じでした。

 

ちなみに、最近は翻訳の勉強では、Apple PencilとiPad Proを使って電子ノートを作ることが多くなってきました。

この場合であっても、紙のノートと同様の刺激が脳に行っているはずだと自分で信じ込んで勉強しています。

 

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