住民票を抜くと利用できなくなるサービス
脱サラ後に海外移住すると決め、少なくとも1年は海外に滞在することにしたのであれば、住民票は抜いた方がよい、つまり海外転出届を出した方がよいと下の投稿にて書きました。
理由はそこで書いた通りです。
その際、出国する前に前もっていくつか準備しておいた方がよいことがあります。
非居住者になると、規定上、利用できなくなるサービスがありまして、こちらは時機を見て解約した方がいいでしょう。
今現在、私も現在進行形で準備を進めておりまして、まだ情報収集も続けている状態ではありますが、はっきりした点から書いていきたいと思います。
証券口座など
まず一般的に、投資用の口座は居住者のみとなっています。
だいたいどこの証券会社も、居住者のみのサービスと規定に書かれてあるので、日本を出国する前には証券口座とかFXの口座とかは解約した方がよさそうです。
もちろん、口座を閉鎖する前には今持っているポジションをクローズして、資金は銀行口座などに移す必要があります。
クローズするタイミングが悪いと損するので、かなり前の段階から準備を進めた方がいいでしょう。
一年以上前からポジションをクローズする方向で動き始め、利益確定にしろ損切りにしろ、ここぞという時でクローズするのが理想です。
損益通算の面でも、確定申告の手間を少しでも減らすためにも、同じ年に全部売買できれば楽ではあります。
そんなわけで日本の証券口座は非居住者だと使えない(あるいは使いづらい)ので、金融資産に投資するなら例えば香港のHSBC口座を使うという方法があります。
HSBCの方が一般に手数料が安いので、特に新興国のファンドなどに投資するなら、海外移住する気が無くても、社会人になった段階で香港HSBCの銀行口座と投資口座は開設しておいて投資を始めた方がいいと私は思います。
これは余談ですが、海外送金もHSBCならネットバンキングだけで完了するので楽です。質問があればネットバンキング上でチャットで質問すればすぐに回答が帰ってきます。
日本の銀行だと、自分名義の口座に海外送金する場合ですら、あれこれ聞かれて、書類に記入するように言われたりしてイライラさせられます。
銀行口座
一方で、銀行口座であれば非居住者でも全く問題なく使用を継続できると思っていたら、実は銀行によって異なるということを最近知りました。
これに関しては複雑なので詳細は省略しますが、自分で調べた限りでの、日本の主な銀行の今現在の状況についてまとめました。
(以下のリストは自分用のメモです。詳細は別途調べて確認することをお勧めします)
【非居住者でもOKな銀行】
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- SMBC信託銀行プレスティア
- ソニー銀行
【非居住者に向いていない銀行】
- みずほ銀行
- 新生銀行
- 楽天銀行
新生銀行と楽天銀行は個人的に意外でした。
今現在、新たに銀行口座を開設し、クレジットカードの引き落とし口座の変更をしつつ、資金の振替を進めています。
銀行口座と証券口座以外にも、前もって準備を進めた方がいい物があるので、それは後日まとめる予定です。
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