デュアラーになるなら海外で二つの拠点を探した方がよい理由
デュアラーになる人が増えています。
デュアラーとは、デュアルライフ(二拠点生活)を楽しむ人たちのことです。
デュアラーと言っても、一般には都心と田舎の2つの生活を指す場合が多いようですが、隠居した老人でもない限り、田舎に長期間滞在なんて暇すぎてやってられません。
現役世代が注目すべきは『常に快適な気候』であり、一年中、快適に過ごすための二拠点生活を目指したいところです。
その観点で二つの拠点を探す場合、日本は対象外とすべき理由について書きます。
目次
デュアラーになるなら海外で二つの拠点を探した方がよい理由
快適に過ごす場所を探すには、以下の重要ポイントを考慮します。
- 暑すぎず、寒すぎない
- 日が長く、晴れの日が多く、適度な湿度
- デング熱などの感染症を心配しなくてよい
- 治安が良く、熊などの天敵がいない
- 天災が少ない
- 英語(あるいは日本語)が通じる
日本は人が住む場所ではない
上記ポイントに照らし合わせると日本はあり得ないことが分かります。
夏も冬も春もつらい
まず、日本の冬は異常な寒さです(沖縄を除く)
昔は日本の夏は快適でした。
しかし温暖化の影響で、最近、夏の数か月は異常な暑さです。
さらに、人によっては、春も花粉が飛ぶので快適ではありません。
ということは、一年のうち快適に過ごせるのは秋だけということになり、結論としては「日本は人が住むべき場所ではない」と言えます。
無駄に金がかかる
ついでに書くならば、日本に住むとお金がかかり過ぎるという問題もあります。
実家暮らしで家賃を払う必要がなければいいのですが…
仮に都心に一人暮らししていたら、例えば家賃が毎月10万円、国民健康保険料が毎月10万円、これらだけで既に毎月20万円。
この状況だと、年収400万円でもワーキングプアです。
一方、仮に平均年収50万円の場所(国)に住むのであれば、年収は100万円もあれば快適に暮らせて貯金もできます。
収入の額だけでQOLが決まるわけではありません。
つらい時期が年に一度しかない場所を2つ選ぶ
日本という国は、一年12か月のうち、つらいと感じる時期が大半です。
一年中ずっと快適という場所はまず無いので、デュアラーとして探すべき拠点は、少なくとも半年は快適に過ごせる場所です。
雨季がつらい東南アジア
マレーシア、タイ、フィリピンなどの東南アジアは、物価もそれほど高くなくて、寒い時期がないので過ごしやすいと言えます。
しかし、雨季はあまり快適ではありません。
雨が降ること自体は、ずっと降っているわけではないので大した問題ではないのですが、雨季は蚊に刺されてデング熱に感染する危険性が増すのが問題です。
(ちなみに、温暖化の影響で日本の夏も近いうちに全く同じ状況になるかもしれません)
マラリアはともかくデング熱は場合によっては死ぬこともあるので軽視できません。
湿度が上がって蒸し暑い時期に、意識して長袖を着て、頻繁に蚊よけクリームなどを使わないといけないのはちょっとしんどいものがあります。
場所によって異なりますが、東南アジアの多くのエリアで、雨季はだいたい6~11月頃です。
冬がつらいヨーロッパ
一方、ヨーロッパは、夏が涼しくて日が長くて快適で、冬は逆に日が極端に短くて雨もよく降り、そして寒いというのが一般的です。
もちろん、フランスの一部みたいに、最近は夏に異常に暑くなって死者が出る場所もあるので、ヨーロッパならどこでも同じというわけではなく、今でも夏が涼しい場所を探すべきです。
ヨーロッパが寒すぎてつらいのは、だいたい11~3月頃でしょうか。
まとめ
結論としては、一年中快適に過ごすためには、以下のような二拠点生活が良さそうです。
・東南アジア(12月~5月)
・ヨーロッパ(6月~11月)
もちろん、一度に滞在できる期間などには制限があるので、ビザについて事前に調べることが必要です。
一つの国に滞在し続けなくてもいいので、北米や南米なども考慮しつつ、柔軟に考えるのが良さそうです。
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