校正の仕事は単語数が多いほど楽
特許明細書の校正の仕事の場合、単語数が多いプロジェクトをなるべく選ぶようにすると、楽に稼げることが多いと感じています。
単語数が数百程度の物から、万単位のプロジェクトまで、いろいろ経験して分かってきました。
理由は、1つの特許明細書の下準備において頻出単語を検索するなりして業界の知識を得るためにかかる時間は、単語数が多くても少なくても、大して変わらないからです。
最初のうちは時間がかかり、その後、どんどん楽になってくるのは明細書が長くても短くても同じです。
収入の額は通常、単語数に比例するので、単語数が多いプロジェクトを恐れずに選択するようにした方が、速く確実に稼げます。
今朝、早く起きて出社前に数百単語の校正を始めて、朝のうちに終わりましたが、下準備があるのでそれなりの時間がかかりました。
新しい知識・技術について学べるので、特許明細書を読むことは、時間を忘れて没頭できるほど楽しめますが、収入に重点を置くなら、単語数が多い物だけを選ぶようにした方が効率がいいと言えます。
もちろん、翻訳の質が一定以上であるというのが前提での話です。
今のところ、あまりにもひどい翻訳に遭遇したことがないので、その場合の苦労は分かりませんが。
提出される翻訳の質が毎回かなり良いということは、翻訳会社が優良であることを示しているのでしょう。
翻訳の質のレーティングやフィードバックも校正の仕事の一部として要求されるわけですが、これこそが品質管理における最重要プロセスですね。
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