高齢の海外移住者が3か月ごとに帰国する理由

日本からマレーシアなどの新興国に移住し、年金で暮らす高齢の方は多くいます。

彼らの話がとても参考になりました。

高齢の方は、病気にかかりやすく、怪我をする確率も比較的高いので、医療費が切実な問題になり得ます。

いざという時の医療費が全額自己負担だと大変なので、多くの人は以下の対策を取っています。

  • 日本の住民票は抜かない
    • 医療費がかかったら高額療養費制度を使用。深刻な病気の場合は帰国してから入院。
    • 国民健康保険料や住民税はさほど高くない(既に引退済みで収入が少ないため)
  • これだけでは不安なので、更にクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用
    • 90日までという制限があるため、90日ごとに一時帰国

 

移住先の民間の保険は、高齢になると保険料が高すぎて割に合わないそうです。

 

では、まだ高齢といった年齢になっていない場合は、どうすればいいでしょうか。

住民票は抜いたままでもいいと思いますが、収入が少ないなら、何年かしたら戻してもいいと思います。

そして、もし深刻な病気が見つかったら、さっさと帰国して住民票を戻します。
(国民健康保険料は、すぐに利用するには二か月とか、多少は遡って支払う必要があるかもしれません)

一番大事なことは、定期的な健康診断/人間ドックです。

必ずしも日本でやる必要はないと思いますが、1~2年に1度は、胃カメラも含んだ診断を受けるべきでしょう。

 

参考記事:

海外移住と健康保険

 

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