海外移住の際、生命保険はどうするか
2019/10/2に加筆・修正しました。
脱サラおよび海外移住にあたってすべきことの1つが、支出の見直しです。
先日、下の投稿にて書いた通り、利用できなくなることが分かっているサービスはタイミングを見て解約しています。
銀行口座の新規開設、資金の移動なども並行して進めています。
参考記事:
住民票を抜くと利用できなくなるサービス
今日のテーマは生命保険についてです。
自分が加入している保険の会社(日本生命)の担当者に会って聞きました。
結論から言うと、個人年金だけでなく、生命・介護・医療保険も、海外移住後も継続可能です。
大手の生保はみな同様かと思います。
求償時の手続き
海外在住でも特に条件は変わりません。
入院する際などは、保険会社の公式ページに海外移住者用のページがあり、そこから文書をダウンロードして印刷して、医師に英語で記入してもらい、保険会社宛に郵送することになります。
日本を出る前に行う手続き
保険会社の担当者に事情を説明すると、必要な書類を持って来てくれました。
以下のような内容について、記入して提出します。
- 日本を出る日付
- (決まっていれば)帰国予定日
- 滞在する国
- (決まっていれば)滞在先の新しい住所
また、確定申告で使う支払の証明書や、保険内容の確認の書類など、年に1~2回、郵送される物がありますが、こちらは引き続き日本の実家宛に郵送してもらうように手続きしました。
その際は、代わりに受け取る相手の名前と、その続柄(例えば、父)も一緒に記入します。
日本帰国の際に行った方がよい手続き
生命保険のためにわざわざ帰国する必要は特にありません。
ただし、生命・医療・介護保険の更新時期が来た際など、内容を変更したい場合には日本に一時帰国して相談した方がよいかもしれません。
その方が細かい内容も落ち着いて話せます。
また、個人年金の場合は、事前に設定した年齢(例えば60歳)になる前に保険会社から連絡が来るそうですが、その際、60歳から受け取り開始するか、あるいは開始時期を遅らせて金額を増やすか、などの相談もできるので、その際も一度帰国した方がよさそうです。
尚、個人年金は途中で止めると損するので続けるべきですが、掛け捨ての生命保険の場合は、思い切ってこのタイミングで解約するのも一つの手ではあります。
ずっと前(例えば15年前とか)に契約した個人年金は今よりも条件がよくなっていますし、解約してしまうのはもったいないと言えます。
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