新興国各国のマッサージ事情
マッサージの重要性
ここ最近、いろいろな物が日本で買うと安く買えるというので、中国や台湾や香港や韓国のみならず、新興国の人たちもたくさん日本に旅行に来ています。
そんな状況でも、マッサージとタクシーに関しては、まだまだ日本は高いと感じます。
タクシーはともかくとして、マッサージが安いか高いかというのは、個人的には死活問題です。
今もそうですが、将来翻訳者として独立した際も基本的には座り仕事であり、したがって肩が凝るため、マッサージには定期的に行きたいと考えています。
日本はマッサージが高いので普通のマッサージ屋にはまず行きません。
今は二週間に一度くらいのペースで、社内のマッサージを利用しています。
(障害者雇用の関係でプロのマッサージ師が勤務しています)
海外移住の際、どこに住むかを決めるに当たり、近くに良いマッサージ店があるかどうかは重要です。
海外旅行の際は、平均1~2日に1度くらいのペースでマッサージに行きます。
過去の体験でのマッサージの傾向を国別に簡単にまとめてみました。
中国本土・台湾・香港・マレーシア・シンガポール・韓国
中華系のマッサージは、「痛いけど効く」マッサージです。
痛くないとマッサージではない、みたいな文化なんでしょうね。
特にフットマッサージ(リフレクソロジー)はかなり痛いことがありますが、終わってみると確かに効いているように感じます。
韓国も似た傾向がありました。
ちょっと変わったところでは、台湾の台北ではマッサージも一緒にやっている耳かき店がありまして、ここの耳かきはとてもよかったです。
終わった後、文字通り聴覚が上がったように感じました。
インドネシア
インドネシアは、地元の人の間ではマッサージの文化が浸透していないようで、首都ジャカルタにはマッサージ店があまりありません。
(あるいは、裕福な人たちが住むエリアだけに固まってあるのかもしれません)
一方でバリ島は外国人だらけなのでマッサージ店がたくさんあり、指圧系とオイル系といった感じで種類もいくつかあります。
数は少ないのですが、地元の人向けのマッサージ屋もあり、そちらは激安です。
フィリピン
フィリピンはタイと同じで、だいたいどこでもマッサージ屋があります。
インドネシア同様、タイ式の他にもいろいろ選べます。
人件費が安い国なので、探せば安いマッサージ屋もすぐ見つかります。
外国人向けのお店でも、安くてしかも質がいいマッサージ店がある一方で、ダイビングスクールでもらった無料クーポン券を使ったらおもいっきり手抜きされた店があったりもしました。
タイ
安くて上手なマッサージという点で、タイが一番だと思います。
フェイシャルとか耳スパとか、指圧やオイルのマッサージ以外にもメニューがいろいろあります。
ストレッチが苦手な人とか、痛いから苦手という人もいるようですが、個人的にはタイ式マッサージが世界一だと思います。
ごく普通のマッサージ店でも、いわゆるレディボーイが勤務していることもあります。
(一方、場所によってはマッサージ師が全員マッチョな男、なんてところもあります)
ベトナム
ベトナムにもマッサージ店がありますが、タイに比べると数が少なくて、自分が探した限りでは外国人向けのお店しか見つかりませんでした。
どういうわけか、チップの料金がコース料金に追加料金として明示されてあって、合計を総額として払う必要があります。
全体的に物価はとても安いんですが、マッサージだけはタイやフィリピンよりも高かったように思います。
カンボジア
カンボジアのマッサージは、ベトナム式ではなくて、タイのマッサージに近いと思います。
確か料金はタイと同じくらいでした。
フィリピン同様、マッサージ師が全員、視力に不自由がある方というお店がありまして、そちらは普通のマッサージ屋よりも更に安い料金でした。
安い分、チップは多めに渡すようにしています。
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