パソコン用モニタが一番安いのは日本か
一般に、多くの電化製品は、日本で買った方が新興国で買うよりも安く買えます。
訪日旅行者がビックカメラなどで爆買いするのは、日本でないと手に入らないというよりはむしろ、日本で買った方が安いからでしょう。
そのため、日本人が逆に新興国に行って現地で電化製品を買うと、意外に高くて損したような気になります。
だから電化製品は日本で買って持っていくのが基本です。
(スマホなど、台湾とか中国で買った方が安い物もありますが)
個人で使う分には日本で買って新興国に持ち込んでも普通は関税はかかりません。
個人的に悩ましいのは、パソコン用のモニタです。
大きな荷物になってしまうからです。
27インチのモニタで比較した場合の話ですが、フィリピンと日本で比較すると、日本で買える値段の1.5倍くらいで売られているようでした。
需要がある場合は電化製品でも安い
ところがですね、PCモニタは高くても、大型液晶テレビ(多くはスマートTV)は日本より安いことが分かりました。
サムソンやLGに限らず、パナソニックの製品でも安くなっています。
そこで、PCモニタではなく、32インチくらいの液晶テレビを買って外部モニタとしてパソコンにつなぐことを考えています。
テレビが安い理由は需要が関係している気がします。
大型液晶テレビはフィリピンでも中流階級以上は一家に一台は買うようになってきたので、買う人が多いために値下がりしたように思います。
一方で、パソコン用のモニタを個人で買う人はフィリピンではあまりいないということかと思います。
買うのは、ノートPC一台だけなんでしょう。
そもそも、一般のフィリピン人は書斎を持つ人は少ないようで、自宅に仕事専用のデスク&チェアを買う人も少ないんじゃないかと思います。
高級マンションの広告を見ているだけでも、そのように感じます。
異常に広い高級マンションであっても、書斎が写っている写真を見たことがありません。
掲載されている写真は、プール、スポーツジム、キングサイズのベッド、巨大な液晶テレビ、でかいカウチ、でかいキッチンといった物ばかりです。
大人が仕事を自宅に持ち込まないのはいいとしても、子供はどこで宿題やるのだろう、などと要らぬ心配をしてしまいそうです。
フィリピンに限らず、多くの新興国では似たような状況かもしれません。
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