永住権保持者は外国人価格で国内旅行すべし【ANA編】
先日、外国での永住権(または、それに準ずるリタイアメントビザ等の長期滞在ビザ)を持つ海外移住者は、条件を満たせばJALの国内線の航空券を安く買えると以下の記事に書きました。
一時帰国中、日本の国内線チケットを外国人価格で安く購入できるということです。
ほぼ同様のサービスがANA(全日空)からも提供されているので、今回はこれを紹介します。
目次
ANA Experience JAPAN Fare
訪日外国人旅行者に加え、日本人の海外移住者も、ANAやJALの国内線を外国人価格で利用できます。
ANAのこのサービス『ANA Experience JAPAN Fare』は、条件・価格など、ほぼJALの『Japan Explorer Pass』と同じです。
日本語のページもあります。
ANA Experience JAPAN Fare(日本語)
外国人価格で安く航空券が買える
繁忙期とか関係なく、時期に関わらず定額で、ANAなのに片道チケットでも安いんです。
値段は例えばこんな感じです。(JAL同様)
羽田~大阪が片道7,560円
羽田~札幌が片道10,800円
羽田~福岡が片道10,800円
羽田~沖縄が片道10,800円
空港施設利用料が別途かかります。(空港によって異なり、数百円前後)
また、予約は搭乗の3日前までとなっています。
利用条件
購入時に提示しないといけないのは、以下の3点です。
- 永住権(またはこれに準ずるビザ)
- 日本帰国時の国際線航空券(のeチケット)
- 日本出国時の国際線航空券(のeチケット)
つまり、この安い国内線のチケットを購入する前に、日本に帰国する(した)便と、日本から海外に戻る便のチケットを先に購入しておく必要があります。
そして、当然ですが、この国際航空券で日本に滞在されている間の便のみ利用可能です。
注意点
いくら外国人向けだとは言っても、通常より安い物にはいろいろと条件がついて回ります。
誤解があると、うまく利用できず、逆に高くついてしまうことも考えられるので、大事な点をまとめておきました。
チェックインの際に永住権などの提示が必要
悪用防止のためだと思いますが、空港でのチェックインの際に、永住権およびパスポートの提示が求められます。
日本発着の航空券の提示を求めることもあるそうです。
従って、これらも手荷物に入れてすぐに出せるようにしておく必要があります。
マイレージは30%
ANAマイレージクラブのマイル積算比率は30%です。
JALの100%と比べると、お得感は下がります。
JALをメインで使用されている方や、JALとANA両方のマイレージを貯めている方は(前述の)下の関連記事で紹介したJapan Explorer Passを利用した方がいいでしょう。
関連記事:
まとめ
海外移住者にしてみれば、日本への一時帰国は一大イベントです。
せっかく帰ってくるからには、ついでに国内旅行も楽しみたいところです。
それが安く楽しめるのであれば利用しない手はないので、使えそうであれば事前に調べたうえで国内旅行も計画すれば、日本での滞在がより楽しめることになります。
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