生活費が安い移住先の探し方

海外移住において、どこに移住するか、というのは非常に重要です。

今いる場所からわざわざ別の場所に移り住むわけなので、自分にとってベストな場所を選ぶべきです。

これを間違えると、何のために移住するのか分からなくなります。

移住先を選ぶ際の判断材料として軽視できない最重要事項の一つが、生活費です。

在宅フリーランス翻訳者の場合、世界中どこで仕事をしても収入の額は変わらないので、生活費を抑えることが、QOLつまり人生の質の向上に直接つながります。

住む場所によって大きく異なるのは家賃

人間が生きていくために必要な衣食住のうち、通常、一番大きなウェイトを占めるのは住居です。

そして、食べ物もそうですが、いわゆる物に関しては最近は工夫すれば世界中どこにいても安く手に入れられるようになってきています。

その一方で、家賃に関しては、どこに住むかによって大幅に変動します。

大まかに考えると、どこの国であっても家賃は都会が高くて、田舎は安くて、地方都市はどちらでもないといったところでしょう。

前述したように在宅フリーランス翻訳者は都心に住む意味は全く無いので、不便でないならば田舎、利便性も考慮するならば地方都市に住むのがよいでしょう。

尚、都会は家賃が高いだけではなく、人が多いために公共交通機関は混雑し、道路は渋滞し、空気も汚いので、都会だけは絶対に避けるべきであると言えます。

場所ごとで生活費の詳細を調べられるサイト

NUMBEOというサイトがありまして、ここで、世界中の様々な場所における生活費を調べられます。

NUMBEO Cost of Living

 

当然、注目すべきはRent Per Month(家賃)の部分です。

上のサイトで調べた内容はExcelにまとめて、データを抽出した日付も記録しておくと、いろいろな分析がしやすくなります。

下の画像は、フィリピン国内で自分が興味がある市について調べた時のものです。

新興国の場合は人口が増え続け、物価も上がり続けているので、一度調べたらそれで終わりというわけではなく、何年かしたら再度確認する必要があります。

住みやすい場所だったのに、人口が増え続けた結果、渋滞がひどくなったりして住みにくくなることはよくあります。

治安もチェック可能

生活費とは関係ありませんが、上述のNUMBEOというサイトでは治安、それから大気汚染や交通渋滞の程度についても確認できるようになっています。

いくら家賃が安くても治安が悪いと困るので、こちらも合わせて要チェックです。

まとめ

移住先を決める際の最重要事項の一つは家賃であり、その調べ方の一つについて紹介しました。

一般的な傾向としては、利便性も考慮すると、地方都市か郊外で、治安が比較的良いエリアを探すのが一番良いかもしれません。

そして、人が増えて大都市になってしまったら、また別の場所に移動するようにします。

 

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