モバイル液晶があれば翻訳者でもノマドになれるか

ノマド(nomad)ワーキングには憧れます。

特に若者の海外ノマドワーカーは増えているように感じています。

観光ビザで数ヶ月、また場所によっては延長すれば3年間も滞在できる国があるので、ノマド、まさに遊牧民のように次から次へと居住国を変えて働き続けるというスタイルです。

ただ残念ながら翻訳者の場合は、ノマドワーキングはちょっと厳しいように思います。

翻訳者がカフェでは働けない理由

カフェだと騒がしくて集中できないということもあるかと思いますが、
翻訳がカフェでやるのに適していない一番の理由は、翻訳作業はノートパソコン一台だけでする物ではないからです。

一つはプリンターの存在です。

納品前のチェックは画面と、印刷した紙とで両方でチェックすべきです。

それから、ノートパソコンの、比較的小さいディスプレイだけで翻訳作業を行うのは効率が悪すぎます。

外部ディスプレイが必要です。

先日書いた参考記事:
翻訳者にオススメ!2台目モニタの縦置き

更には、マウスやキーボードや椅子も、疲れにくくするためにベストな製品を使いたいわけなので、カフェで気軽に、というわけにはなかなかいかない物があります。

短期間であれば、モバイル液晶で何とかなりそう

そんなわけで、物がたくさん必要である以上、翻訳者は移動が困難です。

必然的に自宅が職場になるわけですが、帰省中とか、一時的に緊急で仕事をしなければならない場合に、何があればできるか、考えてみました。

まずはノートパソコンです。

それから、マウスとキーボードは持ち運びできる軽さなので、可能であればスーツケースなどに入れて持っていけばいいでしょう。

さすがに、椅子は持ち歩けないので、ある物で我慢するしかありません。

印刷はコンビニとかネットカフェなどに頼れば何とかなりそうです。

そして外部ディスプレイ(モニタ)ですが、これはさすがに24インチモニタは持ち運びできません。

代わりに使えそうなのは、よく秋葉原で見かける、モバイル液晶です。

マウスやキーボードに加えて、モバイル液晶も持って行くようにすれば、例えば帰省中に働かないといけない場合になったとしても何とかなりそうです。

この辺りは近い将来、実際に試してみる予定です。

モバイル液晶に関しては、下の記事が割と新しくて参考になりました。

「モバイル液晶」今から始めてみませんか?「持ち運べる」たったそれだけで、広がる可能性

 

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