翻訳者の学習ノートの作り方
OneNoteを使う
翻訳者が学習ノートを作成するなら、まず最初に使うべきはMicrosoft OneNoteでしょう。
パソコンでもスマホでもタブレットでも、どこからでもアクセスできます。
データはクラウドにあって、Micorosoft社が責任を持ってバックアップを取ってくれているでしょうから、安心です。
自宅が火災などで焼失しても、パソコンが空き巣に盗まれても、OneNoteのデータは無事というわけです。
また、将来、移住することを考えたら、物理的な紙のノートは重すぎて持っていけません。
荷物になる物は移動の邪魔でしかないので、デジタルノートが最適です。
OneNoteはストレージが5GBまで無料で使えるので、無料のままでもかなり使えます。
Office 365 Soloを使っている人には特にオススメです。
その場合、使用できるストレージ容量が1TBもあります(事実上、ほぼ無限)
スクリーンショットの簡単な取り方
Windowsパソコンでのスクリーンショットの取り方についてです。
OneNoteはWordなどと同様、画像も自由自在に貼り付けられます。
Webサイトや、下の記事で書いたようにパソコンで開いた電子書籍から必要なデータをコピーして自分のOneNoteに張り付けられます。
【先日書いた関連記事】
翻訳者が仕事の合間にするべきこと
パソコンでの、スクリーンショット(略してスクショ、別名、画面コピー)の取り方について簡単に紹介します。
現在アクティブなモニタをフルスクリーンで取るなら、キーボードにあるPrint Screenキーを押すだけでクリップボードに画像データがコピーされます。
現在アクティブなウィンドウだけを画像で取りたいなら、Altキーを押しながらPrint Screenキーを押せばOKです。(つまりAlt+PrintScreen)
ただ通常は、ピンポイントで一部分だけのスクリーンショットを取りたい場合がほとんどかと思います。
上に書いたやり方でクリップボードにコピーした後に、ペイントを起動してペーストして範囲指定するのもいいんですが、もっと簡単なやり方があります。
Windows 10の標準アプリで、『Snipping Tool』というアプリがあります。
(Windowsアクセサリの中に入っています)
これを起動して、新規作成ボタンをクリックすると、スクリーンショットを取りたい部分を範囲指定できるようになります。
範囲指定が終わると、自動的にクリップボードにその画像がコピーされるので、後はOneNoteにペーストするだけです。
これは何度も実施する作業になるので、『Snipping Tool』は起動したらずっと開いたままにしておけばいいでしょう。
また、タスクバーにもピン留めしておくと便利です。(あるいはスタートアップに入れてしまうか)
新規作成ボタンのクリックは、ショートカットAlt+Nで同じことができます。
つまり、以後、範囲指定でスクリーンショットを取りたくなったら、以下の作業で取れます。
- Alt+Tabキーなどで『Snipping Tool』をアクティブにする
- Alt+Nキーで範囲指定開始
- 範囲指定が終わったらOneNoteにペースト(貼り付け)
最後に、文字列のままコピーできる場合は、画像ではなくて文字列のままコピーしてOneNoteにペーストした方が後で役に立ちます。
理由は、OneNoteで検索した場合に、文字列で保存されていればヒットするからです。画像だとヒットしません。
文章であっても、途中が一部画像であったり、特殊な文字が使用されていてコピペしたら別の文字になってしまうような場合には、スクリーンショットで保存すると楽です。
後で検索するかもしれないと思った単語が含まれた文章は、なるべく文章のままコピペした方が良い、という話でした。
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