海外移住者と相性のよい定期購読サービス【サブスク2.0】
最近、サブスク2.0とかサブスク3.0といった言葉がトレンドのようです。
サブスクリプション(subscription)、つまり定期購読の新時代が始まったという意味です。
これにより、さらに海外移住しやすくなってきたと言えます。
その理由を解説します。
目次
海外移住者と相性のよい定期購読サービス
定期購読と言えば、新聞や雑誌など定期的に刊行される物を毎号読むために決まった額を定期的に支払うというのが元々の意味でしょう。
今はこれらに加え、物を個別に買うのではなく、一時的に利用することを繰り返すために定期的に支払うものもサブスクリプション(サブスク)と呼んでいるようです。
従来よりある代表的な例としては、SpotifyやNetflixなどの音楽/動画配信サービスです。
そして最近は衣類やアクセサリなどの、物ではあるけれども一生使い続けるわけではない物を、定額を払って必要な時だけ借りるサービスが増えてきました。
サブスクとは少し異なりますが車や自転車などのシェアサービスも、物を買わずに必要な時だけ使うという点では似ています。
いずれにせよ、物を持たないことが主流になりつつあることは、海外移住者には追い風と言えそうです。
なぜサブスクが海外移住者を助けるのか
海外移住する人は、年齢に限らず、サブスクやシェアサービスを積極的に利用した方が良い理由を解説します。
物がなければ移動が楽
移住先が海外であれ国内であれ、必ず発生するのは引越しです。
所有物が多いと、移動に手間もお金もかかります。
だから物なんて買わずに済めばそれに越したことはありません。
有料・無料にかかわらず、借りられるのであれば借りるようにします。
過去に既に買ってしまった物は、「ノマドの精神と断捨離の心でもって、ひたすら処分すべし」というわけです。
大事な物は可能ならばデジタルコピー、つまりデータのコピーをバックアップとして、セキュリティがしっかりしたクラウドに保存しておきます。
これらは引越しの度に移動する必要はなく、全世界にあるサーバーで冗長構成になっているサービスを使用すれば地震や噴火などの天災で消失することもありません。
自分さえ無事であれば復旧できます。
もちろん、サブスクとは言っても、移住先で利用できるサービスでないと使えません。
SpotifyやNetflixのように全世界に対応しているサービスであれば全く問題ありません。
また、例えばdマガジンのような日本発のサービスで、海外でも普通に使用できるサービスがあります。
物があるから盗まれる
海外では人の物を盗む人が日本よりたくさんいます。いくら日本の治安が悪化したとは言え、これだけは事実でしょう。
だから盗まれるのが嫌だったら、なるべく所有しないようにします。
万が一、空き巣に入られてしまった場合も、自分の所有物が少なければ少ないほど、被害も少なくなります。
また、車とかバイクのシェアサービスも、まともなものであれば料金に保険が含まれているので、ルールさえ守って利用していれば、盗難にあっても利用者が何かを負担することにはならないはずです。
スマホみたいに、どうしても持ち歩かないといけない物はありますが、中国みたいにQR決済がどこでも使えるようになれば、現金は持ち歩く必要がありません。
支払が定額ならばボッタクリにも遭わない
ボッタクリというのは現金での都度払いだから起こり得るわけです。
サブスクであれば、定額を定期的に支払うので、(値上げすることはあっても)人種とか国籍で差別されることはありません。
「あなたは日本人だから2倍の料金を払ってね」なんてことをSpotifyやNetflixが言ってくることはありません。
まとめ
物があると、物理的にも、精神的にも、人は拘束されて動きにくくなります。
必要なものであっても、レンタル/シェアすることで持たずに済むのであれば、特に海外移住する人は積極的に利用した方がいいでしょう。
サブスクは誰でも公平に利用できるという点で安心です。
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