フィリピンの長期滞在用ビザが将来発行されにくくなる可能性
海外移住を考えている人にとって、一番簡単なのはフィリピンへの移住です。
マレーシアの長期滞在ビザの発行に制限がかかりつつある今、フィリピンが注目されています。
他のほとんどの国が移住者への制限を強めているのが現状ですが、いずれはフィリピンのリタイアメントビザも取得が困難になる時がやってくるでしょうか。
目次
フィリピンの長期滞在用ビザが将来発行されにくくなる可能性
最初にフィリピンの現況について簡単に書きますと、外国からの移住者は増えています。
しかし短期的に見ると中国からの入国が禁止となったので中国人は激減しました。
そして韓国人旅行者の数も減っています。飛行機に乗ると感染のリスクが増えるので、単純に旅行を控えているということかと思います。
一方で日本人旅行者の数は減っているという印象はありません。
日本にいる方がよっぽど危険な状況なので、中国以外の海外に行くことには抵抗がなくても不思議ではありません。
もちろん、中国人も韓国人も日本人も、入国制限が始まる前からフィリピンに住んでいる人は今でも普通に住んでいます。
フィリピンのSRRVの将来について
フィリピンで一番取得者が多い長期滞在用ビザは恐らくSRRVと呼ばれるリタイアメントビザでしょう。
金銭的にも敷居が低いことで有名です。
しかし、フィリピン国民の人口が1億を超え、海外からの移住者も増え続けているので、いずれはこのビザも取得が今よりは困難になる可能性が高いと考えるのが自然です。
というのも、他の国がみんな一様に、過去のどこかのタイミングで制限をかけているからです。
家族でフィリピン移住を計画する日本人
私の周りに、フィリピン移住を考えて下見に来る日本人がたくさんいます。
明らかに以前より増えています。
もちろん、いきなり長期滞在用ビザを取得するのではなく、まずは観光ビザで入国して観光しつつ下見をして、この国に住めるかどうか判断することが大事です。
マレーシア移住を断念する日本人
日本人の間で移住先の人気ナンバーワンのマレーシアですが、少し人気が陰りつつあるかもしれません。
中国本土や香港からの移住者が激増したことが影響して、マレーシアは長期滞在用ビザの発行を制限しつつあるようです。
それから、普通に旅行していると気づかないのですが首都クアラルンプールでは誘拐事件が発生しており、聞いている限りではフィリピンの方がよっぽど安全なのではないかという考えています。
まとめ
近い将来に海外移住をしたいと考えている方は、できれば少し急いだ方がよさそうです。
下見に時間をかけることも大事ですが、今のうちに受けられる恩恵は制限がかかる前に受けておくのが得策です。
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